先日、YAMAHAからTRACER9 GTの国内販売が発表されました。
デザインも一新されましたが、それ以上に変更点が多い気がしています。
今回のTRACER9 GTは個人的にかなり注目なので、変更点などを調べてみました。
新設計!! 888ccにボアアップした新型エンジン
エンジンは新型のMT-09と同じ888cc 水冷3気筒 DOHCエンジンです。
排気量が上がったことにより、馬力も120psへとアップしています。
TRACERのエンジンがどのような変化をしてて来たか、前モデルのTRACER900 GT、初代モデルMT-09 TRACERと比べてみました。
| TRACER9 GT | TRACER900 GT | MT-09 TRACER | |
|---|---|---|---|
| 総排気量(cc) | 888 | 845 | 846 |
| 内径×行程(cc) | 78×62 | 78×59 | 78×59 |
| 最高出力 | 88kW[120PS]/10,000r/min | 85kW[116PS]/10,000r/min | 81kW[110PS]/9,000r/min |
| 最大トルク | 93N・m[9.5kgf・m]/7,000r/min | 87N・m[8.9kgf・m]/8,500r/min | 88N・m[9.0kgf・m]/8,500r/min |
私が乗っている初代MT-09 TRACERが110psなので、6年間で10馬力アップとなります。
気になるのは最大トルクの発生回転数が7000rpmに下がったこと。
低い回転数で最大トルクを発生させられるのは、振動の軽減にもつながるため、乗りやすさに影響します。
パワフルになった最高出力、低回転で発生させられるようになった最大トルク。
どんな乗り味のエンジンになっているのか気になります。
また、駆動系はアシスト&スリッパークラッチが採採用され、シフトダウン時の過度のバックトルクを逃がしてくれるのと同時に、機構によりクラッチを圧着するスプリングのレートを下げられるため、結果としてクラッチが軽くなる恩恵を受けています。
アップ・ダウンの両方に対応したクイックシフターも搭載され、一定速度以上の走行ではクラッチを握る回数を減らすことができ、疲労を軽減してくれます。
ツーリングを助ける便利機能 クルーズコントロールとコーナリングランプ
高速道路など一定速度で巡行するような場合で長時間の運転になると、想像以上に右手が疲れます。
私も長距離ツーリングをしたときに思い知らされました。
そんな時に便利なクルーズコントロール機能が前モデルのTRACER9 GTから継承されています。
4速以上のギアで50km/h~100km/hの間で走行している時に設定可能で2km単位で設定値の増減が可能となります。
前モデルでは上限105km/hのようですが、今回も同じなのでしょうか。
それでも、長時間の運転に対しての疲労低減効果は大きいはずです。
新装備として追加されたのが「コーナリングランプ」
車体の傾きを検知し、コーナーの先を照らすライトを自動点灯してくれます。
TRACERのようにライトがカウルにマウントされているタイプは、車体正面を照らすのみで
ハンドルを切っても光の照射範囲が変わることがありません。
夜に街灯の無いような道を走ると、コーナーの先が見えづらく、恐怖を感じることがありますが、それを緩和してくれる装備となります。
YAMAHA車ではFJR1300以外に搭載されているものは無かったと思います。
夜の走行は危険なので、安心できる豪華装備となっています。
リアルタイムで自動調整 電子制御サスペンション
IMUとECU,そしてHU(油圧)の情報を収集し、リアルタイムで減衰力をリアルタイムで調整してくれるKADS(KYB Actimatic Damper System)というサスペンションシステムが搭載されました。
ドライとウェットの2モードがあり、タンデムや荷物の積載も自動で検知し調整をしてくれます。
電子制御サスペンション搭載車に乗ったことが無いので、想像しにくいですが、
リアルタイムでの最適化は心くすぐられるフレーズですね。
と、簡単に気になったものを取り上げてみましたが、
他にもグリップヒータが標準装備だったり、フレームが新設計で軽量化されてたり、スイングアームが専用設計だったりと、注目のアップデートが多いです。
試乗車があれば乗ってみたいですね。
ではまた次回


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